002住宅ローンの賢い返済術アーカイブ:住宅ローン 控除・減税から金利シミュレーションまで

住宅ローン控除の条件は床面積や返済期間など

2008年4月30日

住宅ローンに控除制度と言うものがある事をご存知だろうか?
住宅ローン控除とは,正式名称を『住宅借入金等特別控除』と言い,住宅ローン開始時に一定の条件を満たしていた場合に,何%かの所得税が還付されると言う制度の事を指する.
つまり,負担が減るという事だ.

この住宅ローン控除を受けるには,以下の条件を全て満たす必要がある.

・住宅の床面積が50平方メートル以上である事
・中古住宅においては,耐火構造(マンションなど)は築25年以内,それ以外は築20年以内である事(ただし,2005年4月以降の取得に関しては新耐震基準に沿うものとする)
・店舗や事務所などの併用住宅若しくは増改築の場合は,居住部分が全体床面積の半分以上である事
・住宅の取得後,6ヶ月以内に入居し,控除を受ける各年いっぱいまで引き続いて居住している事
・控除を受ける年の所得が3000万円以内である事(給与所得のみの場合は年収3336万円以内)
・取得した年とその前後2年間において,3000万円特別控除などの特例控除を受けていないこと
・建築物及び敷地を取得する為の返済期間10年以上のローンである事

これらの条件をどれかひとつでも満たしていない場合は,住宅ローン控除は受けられない.
申告する際にはしっかりと事前に確認しておく必要がある.
と言うのも,こう言った条件の多い控除にはトラブルが付きものだからだ.
全ての項目を事前にチェックしておけば,申告も滞りなく円滑に進むだろう.

トータルで見るとかなりお得な住宅ローンの「減税率」

2008年4月25日

住宅ローンには,住宅借入金等特別控除と言う減税制度がある.
これは,一定の条件を満たしている場合,所得税の税額が幾らか控除されると言う制度だ.
最長で10〜15年の減税が可能なので,トータルだとかなりの金額を浮かせる事ができる.

控除期間は基本的に10年までだが,平成19年,20年入居者のみが15年まで受けられる.
ただし,10年と15年では控除率が変わってしまうので,どちらが控除金額が多いかはケースバイケースとなっている.

10年の場合,控除率は1〜6年目まで住宅ローンの年末残高の1.0%,7〜10年目は0.5%となる.
それに対し,15年の場合は1〜10年目まで所得税の0.6%,7〜10年目は0.4%となる.
ただし,所得税額が控除額より低い場合は,所得税額までしか控除は受けられない.
また,年末残高の限度額も設けられており,2007年までは2500万円,2008年は2000万円となっている.
例えば,住宅ローンの年末残高が3000万円の場合でも,控除対象となるのは2500万若しくは2000万までとなる.

こう言った減税の手続きと言うのはたくさんの書類を作成しなければならず,中には知っていながら手続きが面倒なのでやらない,と言う方もいます.
1%以内と言う数字を見て「大した額じゃないな」と見切りをつけてしまう方もおられるだろう.
しかし,10年ないし15年の減税をトータルで考えた場合,その金額は相当な数字になる.
なんと最大で200万円の減税になるのだ.
これが例え数十万でも,数万でも,決して少ない金額ではない.
是非こう言った制度は活用していこう.

インターネットでできる住宅ローンが控除される確定申告の方法

2008年3月30日

住宅ローンには,条件さえ合えば所得税から一部の金額が還付される控除制度がある.
その住宅ローン控除を行うにあたり,確定申告を行わなければならない.
これまで一度も確定申告をした事ない方はとても不安なのではないだろうか.
そう言った方の為に,ここでは住宅ローン控除の為の確定申告を簡単に行える方法をご紹介する.

確定申告はさまざまな書類を集め,目を通し,沢山の項目に記載しなければならず,とてもとっつきにくい作業だ.
しかし,現在はインターネットを使って書類の作成を行うことが可能なのだ.

国税庁のホームページ内に『確定申告書等作成コーナー』と言う項目がある.
ここにアクセスし,説明を見ながら作成すれば,小一時間ほどで書類の作成が終了してしまうのだ.

もちろん,源泉徴収票や住民票,年末残高等証明書などの必要書類は事前に用意する必要がある.
ただ,これらの書類は集めるのにそう時間はかからないだろう.

住宅ローン控除の為の確定申告はインターネットを使う事で簡単に行える.
それだけではなく,いまや何をするにしてもインターネットが必要とされる時代だ.
インターネットに馴染みのないという方もおられるだろうが,こう言った機会に触れてみてはいかがだろうか.
決して難解な事はない.
直ぐに慣れますし,慣れてしまえばこんな便利なものはない.
自宅にパソコンがない方でも,公共の場で誰でも利用できるパソコンは一杯ある.
そういった所を是非利用しよう.

国土交通省の調査研究会が育成を提言 「住宅ローンアドバイザー」とは

2008年3月22日

住宅ローンについて,良くわからないと言う方は多いかと思われる.
実際,住宅を購入する機会など一生の内そう何度もある訳ではないので,大抵の人は未経験ということになる.
金額的にも期間的にも一生モノといえる住宅ローンを,右も左もわからないままで決めてしまうのは余りに危険なのだろうか.
そう言った方々の手助けを行う為の存在が,住宅ローンアドバイザーだ.

住宅ローンアドバイザーとは,国土交通省の調査研究会が育成を提言し,しっかりとした資格として成り立っている専門職だ.

現在,住宅ローンの貸し手は住宅金融公庫,銀行,信用金庫などをはじめとして10種類以上も存在している.
これらの会社をどう言った基準で選択すればいいのかを,わかりやすく,そして正確にアドバイスしてくれるのが住宅ローンアドバイザーの仕事なのだ.

餅は餅屋という諺があるように,専門分野はやはりそのスペシャリストから話を聞くのが最良だ.
国が認める人材だので,まず問題なく皆さんの力になってくれるだろう.

公正な立場で,的確に,そして確実な情報をくれる存在と言うのは,お金が絡む事に対してはとても大事な存在だ.
アドバイザーに説明を受ける事で,自分に有利な会社を見つけられるだけではなく,無用なトラブルを避ける事にも繋がる.
多少費用はかかるが,それだけの価値は十二分にあるだろう.

住宅ローンを検討する場合には,アドバイザーを利用するのもひとつの有効手段だ.

借り換え用の計算フォーマットで住宅ローンを賢く返済

2008年3月16日

住宅ローンに借り換えと言うシステムがある事をご存知だろうか?
借り換えとは,現在借入をしている住宅ローンよりも金利の低い住宅ローンを見つけた際に,その住宅ローンから新たに借入を行い,それまでの住宅ローンを一括返済してしまう事だ.金利が低い住宅ローンに移行させる事で,以降の支払いが楽になるのだから,これを利用しない手はないだろう.

ただし,借り換えを行う場合は,ひとつ注意が必要だ.
ただ単に金利の差がそのままお得になるという訳ではないのだ.
新しく住宅ローンを組むのだから,そこには当然手数料などの諸費用が発生する.
その金額と今後のローン金利をトータルで計算し,どちらが安く済むかを考慮する必要がある.

こういった計算は決して難しくはない.インターネット上には借り換え用の計算フォーマットなどもあるので,そういったツールを利用したりして,今の自分にとって一番お得なプランを探してみよう.

なお,公的融資を行っている金融機関に関しましては,借り換えができない.
また,民間融資であっても,同じ金融機関内での借り換えを許可していないケースがあるので,そのあたりにも注意しなければならないだろう.

借り換えは,一度組んだ住宅ローンを再度見直したり,新しいプランが生まれた場合に有効な手段だ.
一度決めてしまったことを覆すのは結構エネルギーを要するが,その後の事を考えた場合,利用して損はないはずだ.

「返済シミュレーション」を使って住宅ローンの返済計画

2008年3月10日

住宅ローンは非常に長期に渡って付き合っていくローンだ.
その金額は,一生の所得の内のかなりの割合を占める事になるだろう.
つまり,住宅ローンの選択は人生の中の大きなポイントといえる.
そして同時に,そんな住宅ローンをどうやって返済していくかと言うのも,大きなポイントとなるのだ.

そこで,住宅ローンの返済計画と言うものをしっかりと立てる事が重要となる.

もちろん,地道に,着実に返済していく事が何よりも大事だ.
滞らせる事なく返済して行く為の基盤でもある仕事さえ安定していれば,大きな問題は発生しないだろう.
しかし,ただ単にローンを組んだ際に決めた計画だけを実行していくと,落とし穴が待っている可能性も否定できない.
と言うのも,金利は必ずしも一定であるとは限らないからだ.

状況の変化にすばやく対応し,今の自分の状態でどういった返済の仕方がベストなのか,と言うのを考慮しなければ,思わぬところで足をとられてしまう事もあり得るのだ.

住宅ローンの返済計画は定期的に見直しを行う事をお勧めする.
その際に便利なのが,返済シミュレーションと呼ばれるシステムツールだ.
よくインターネット上で見かけるこのツールは,基本的なデータを打ち込めば直ぐに毎月の返済額やボーナス返済,手数料などの金額を導き出してくれる.
面倒な計算は一切不要なので,見直すのが面倒と言う人には最適だ.
是非有効に活用して,隙のない返済計画を練ろう.

ボーナス併用は減少傾向 住宅ローンの返済は毎月払いのみの方が無難

2008年3月 2日

住宅ローンの返済にボーナスで併用をする人が減る傾向にあるようだ.

ボーナスは会社の業績によって金額が大幅に変わる可能性がある.
ボーナスの収入に頼った住宅ローン返済を計画すると,後でボーナスの支給額がカットされた時などに,家計が苦しくなることも考えられる.
ボーナス併用しなければ返済できないような住宅ローン計画はずっと先のことを考えると危険かもしれない.

お金はその時によって,いろいろな出費があるだろう.
所得税や固定資産税などの税金もかかるし,子どもの教育費や家族の保険料など,他にも何か購入する計画や余暇の計画,貯蓄の計画もあることだろう.
夫婦共働の家庭であっても,将来ずっと奥さんが働いていられるかどうかもわからない.
また,住宅のローンを返すために毎回のボーナスのほとんどを住宅ローンに使ってしまっては,せっかくの大きな収入も家族での楽しみがなくなってしまうね.
ローン返済は毎月払いだけにしておいた方が他の出費に備えることができて,家計には安心だろう.

しかし,ボーナス併用を賢く利用することによって,住宅ローンの返済が先々楽になることもある.
先々いろいろな出費があることが予想されても現在は割と返済を余裕でできそうだというときは,余裕があるうちの分だけボーナス併用にすると良いだろう.
ボーナス併用の期間中に集中的にボーナス返済で返してしまい,将来は毎月の支払いのみになり楽をすることができるだろう.

また,ボーナス併用で返済期間を短くして繰り上げ返済と同じ効果を出すこともできる.
返済期間が短くなればそれだけ利息の支払いを抑えることができる.

住宅ローンは基本的には毎月の返済で納まるようなローンの組み方にしておいた方が無難だ.
ボーナス併用をしなければ返済できないようなローンは,後々になってのリスクが高くなる恐れがあるので注意しよう.

毎月の返済額を減らす住宅ローンの繰り上げ返済

2008年2月28日

住宅ローンの繰り上げ返済とは,毎月の決まった返済額よりも多く返済して,住宅ローン残高を減らしてしまうことだ.
そうすることによって,返済期間を短くすることもできるし,または期間を変えずに毎月の決まった額を減らすこともできる.

住宅ローンの繰り上げ返済のやり方は2通りある.
まず,返済期間を短縮する方法だ.
毎月の返済額は変えずに,返済する期間を短くするのだ.
こうすると,支払う総額が抑えられる.
これは,収入の多い世帯におすすめだ.

もうひとつは逆で,支払期間を変えずに,毎月の返済額を減らす方法だ.
こちらは,支払う総額が少し増えてしまう.
だが,毎月の支払う額が減るので,その分生活が楽になる.
これは,お子さんの教育費など,他の出費にお金を回したい世帯におすすめの方法だ.

住宅ローンの繰り上げ返済では,一般的には手数料が発生する.
手数料を払って高くつくということも考えられる.
繰り上げ返済を何度も行うよりも,まとめて行った方が効率的だ.

住宅ローンの繰り上げ返済の注意点は,繰り上げ返済のしすぎでの資金不足だ.
支払ってしまったお金は戻ってこない.
資金不足になって,他の支払ができなくなってしまっては困る.
また,金利が見直しされて高くなってしまった時に,手元にまとまった資金を残しておくことで,その分の対応ができる.

余裕があるからと言って手元のお金を繰り上げ返済にほとんど使ってしまうことのないよう,注意しよう.
現金の蓄えは必要だ.

住宅ローン控除「住宅借入金等特別控除」で税金を払い戻す

2008年2月25日

2007年に住宅を建築または購入・増改築するのに住宅ローンを利用した方は,申告すれば住宅ローン控除が受けられるかもしれない.
条件に該当すれば,是非,確定申告の際に申告しよう.

住宅ローン控除は「住宅借入金等特別控除」という.

住宅ローンの税金控除は,年末の住宅ローンの残高によって税金が控除される.
2007年度税制改定によって,控除の期間を最長10年と15年を選べるようになった.

もちろんだが,所得税を支払っていることが原則だ.
共有名義の場合は,共有者それぞれが控除を受けられる.
共有名義の場合は,共有者の合計所得が3000万円以下の場合だ.

確定申告で重要な書類は住宅ローンの残高証明書だ.
残高証明書は,融資を受けている金融機関から送られてくるものだので,なくさないように保管しておこう.
また,受けている住宅ローンの全ての物が必要だ.

住宅ローンの繰り上げ返済をしている場合は注意しよう.
繰り上げ返済をして,ローン残高がない場合は税金の還付はない.

住宅ローン控除は敷地にも適用される.
ただし,住宅と一緒に購入した場合だ.

新築住宅の場合の適用条件だ.
1.住宅の床面積が50平方メートル以上あること
2.上記の床面積の半分以上が自己の住居として使用されること
3.住宅ローンの返済期間が10年以上あること
4.控除の対象となる年の名義人の年間所得が3000万円以下であること
5.住居を取得後,6ヶ月以内に住み,適用を受ける各年12月31日まで住み続けること

返済完了が近づいたら、住宅ローンの借り換えで支払いを軽くする

2008年2月23日

住宅ローンの借り換えの目的は,支払いを軽くすることだ.
住宅ローンの返済の負担が大きい場合,住宅ローンをもっと早く払い終わりたい,という時などに利用する方が増えている.
支払いを軽くするためには,元の住宅ローンの金利よりも低い金利のものに借り換えることだ.

最近は,金融機関どうしの競争が激化し,住宅ローンの借り換えをする顧客を呼び込むために金融機関もいろいろなメリットをつけているようだ.
ただし,借り換えをするときには手数料がかかるので,その金額も考慮に入れよう.

借り換えを行う時の3つのポイントは,返済残高がどれくらいあるか,残りの返済期間はどれくらいあるか,そして金利はどれくらい差があるかだ.
まず,ローンの残高がどれくらいあるのか調べてみよう.
残高は少ないと,有利になるとは限らない.
残高が多く有れば,軽減額も多くなる.

次に,ローンの残りの返済期間だが,期間が短いと,借り換えをするメリットはない.
かえって諸経費でマイナスになってしまう恐れがある.
10年以上あれば,借り換えのメリットはあると言われている.

次は金利だが,既存のローンの金利と,新規のローンの金利を比べてみよう.
金利の差が0.5%程度では,あまり軽減される金額に大きなメリットはないだろう.
やはり,1%,もしくは2%の差があれば,大きなメリットが出るということだ.

借り換えのメリットがない場合は以下の通りだ.
・現在,2%程度の長期固定金利で借りている
・現在,優遇金利適用の短期固定金利で借りている
・返済完了が近い
・一括返済のめどが立っている